基本的に実績としてROEが20以上・ROA10以上を安定して達成している企業の中から投資対象を探しています。いわゆる高成長・優良銘柄です。2010/9現在約1000銘柄についてROE/ROAを調べ、いくつか気になる企業についてさらなる分析をしています。以下ではそのうち現在でも候補になっている銘柄です。探してきた場所はまず最新のROA/ROEランキング。それ以外に、直近3年のIPO銘柄すべて。それから他のバリュー投資家がブログ上で取り上げている銘柄。今後は、今年だけ業績が悪く、ROAが低い銘柄は検討されてないことになるので今後探してみたい。今後業界別に分けました。
簡単な検査で検討の価値ありと判断したもの。もしくはこれからの決算発表内容次第で購入する価値があるもの
(2010/9)四季報もしくは会社予想に基づいたEPS成長率は来期55% 2期先20% 3期以降をこれまでの実績から61%とし、想定PERを23倍とした場合の配当を含めた株価2414円からのリターンは3年後155.7%。5年後562% 10年後7054.3%。 ただし借金が2009年純利益の26倍と多すぎる。事業が順調にいくかどうかがカギ。過去赤字有。黒字化してから間もないのは不安材料ではあるが同時にチャンスかもしれない。
四季報もしくは会社予想に基づいたEPS成長率は来期18% 2期先12% 3期以降をこれまでの実績から16%とし、想定PERを9倍とした場合の配当を含めた株価2515円からのリターンは3年後52.1%・5年後98.8%・10年後263.2%。株価が少し高い。株価が高め
四季報もしくは会社予想に基づいたEPS成長率は来期14% 2期先18% 3期以降をこれまでの実績から14%とし、想定PERを10倍とした場合の配当を含めた株価148000円からのリターンは3年後107.7%・5年後170.5%・10年後415.2%。ただしROA4ROE12と低い。
四季報もしくは会社予想に基づいたEPS成長率は来期0% 2期先3% 3期以降をこれまでの実績から19%とし、想定PERを15倍とした場合の配当を含めた株価64500円からのリターンは3年後106.5%・5年後195.3%・10年後597.2%。ただしROA11ROE16と低め。トレンドが上向き始めている。事業内容は企業・官公庁の福利厚生。・過去の実績に比べて急激にEPS成長鈍化。おそらく景気悪化に音もない福利厚生の費用を企業各社が落としているためだと思われる。だが配当狙いに良い。
(2010/9/17更新)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいた予想EPS成長率から想定PERを10倍とした場合の配当を含めた株価271000円からのリターンは3年後146.9%・5年後488.2%・10年後5085.8%。ただしROA11ROE16とまぁまぁレベル。
残念ながら株価が急激に上がってしまった。上にあげた株価は検討していた時期の株価だ。気が付いたらストップ高をしていたのでTOBでもされたのかとおもっていたが、その通りだった。実は私が見ていた株がTOBやMBOになってる例が多い。ユニチャームペットケアもそうだし、その前も何か2銘柄ほどウォッチに入れた10日ぐらいにMBOで株価急騰上場廃止していた。単なる偶然なのか(そもそもTOBが多いのは事実。不景気で割安状態が続いてるからね)。まぁきちんとした銘柄選びをできていると認識してますけどね。もう購入検討銘柄でなくて除外銘柄ですがここに乗せました。
(2010/9/17更新)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいた予想EPS成長率から想定PERを16倍とした場合の配当を含めた株価1442円からのリターンは3年後116.6%・5年後293.5%・10年後1631.0%。ただしROA9ROE18とまぁまぁレベル。
(2010/9/17更新)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績基づいた予想EPS成長率から想定PERを20倍とした場合の配当を含めた株価円からのリターンは3年後97.5%・5年後540.4%・10年後12221.1%。ただしROA6ROE16とまぁまぁ。
上昇トレンドだったからなのか私が検討していた時期1545円から上昇している。10年後の株価が異常に高いのは過去の実績からEPS平均成長率を81%しているからであって普通こんな急成長を10年間にわたって続くことはない。
(2010/9/17更新)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績基づいた予想EPS成長率から想定PERを20倍とした場合の配当を含めた株価1545円からのリターンは3年後104.6%・5年後167.0%・10年後395.8%。ただしROA14ROE5と心もとない。
(2010/9/17)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいた予想EPS成長率から想定PERを20倍とした場合の配当を含めた株価314円からのリターンは3年後141.8%・5年後222.9%・10年後546.9%。ただしROA19ROE26とかなり高い。
(2010/9/20追記)ここによるとEPSは2008/3をピークに減少。発行済み株式数は増加。売り上げは増加している。
Sharesによると財務は健全。キャッシュは潤沢
第2四半期連結累計期間業績予想の修正に関するお知らせにおいて下方修正。「上記の開発中止に伴いモニターの稼働率が低下したこと及び受託
計画に従い人員を採用したことにより、人件費等は計画通り発生したことなどから、営業利益およ
び経常利益が当初の予想を下回る見込みとなりました」「なお、通期連結業績予想値については、現在精査中であり、開示可能となった時点で速やかに公表いたします。」いまだ公表されていません。
平成23年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)より引用すると「一方、医薬品業界におきましても、激しい国際競争の中で経営統合や合併等の再編が続いております。さらに、
薬価基準の引き下げや後発品の普及促進等、薬剤費削減策の強化、主力製品の特許切れ問題および世界的な新薬の
承認審査の厳格化等により、ますます医薬品開発の競争は激化しております」「当社グループが属する医薬品開発業務受託(CRO)業界は、医薬品開発のアウトソーシング化を背景として、市場規模は緩やかに拡大しております。しかし、その一方で、既存企業の規模拡大、事業譲渡、廃業などにより業界内の競争は激化しております。」これらがここ2年と今年の利益減に表れているのでしょう。競争が激しくなると売り上げを伸ばすために、営業・開発ともにコストが上がる一方、値下げ競争にさらされるのでしょう。ジェネリックの普及とともに苦しくなるようですのでちょうどデータホライゾンとは逆の立場ですね。
大量保有報告書によると個人で1位の株主がここ最近の下落で株を売っています。こちらによると辞任取締役 専務取締役開発本部長 三橋 正伸さんで(辞任の理由) 一身上の都合によるとのことですが、会社を辞められた上に手放すというのは、これまでの業績の悪化と合わせてみると悪い兆候かもしれません。
これまで高い資本利益率を維持しておりましたが、現状では手は出さないようにします。今後どうなるか注目します。
10月下旬 2011年3月期 第2四半期決算短信発表
(2010/9/17)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいた予想EPS成長率から想定PERを20倍とした場合の配当を含めた株価845円からのリターンは3年後193.6%・5年後324.3%・10年後950.6%。ただしROA10ROE15とまぁまぁ。
(2010/9/20追記)将来の予想リターンはかなり高めに出ているが、やはり安いものには訳がある。
10年間の推移より、黒字化したのは2006年からですでにバフェットの基準をクリアしていない。問題は2010/3の減益だ。会社の決算によると、「新製品・新サービス開発のための研究開発費が前期に比べ1億43 百万円増加し1億71 百万円、ソフトウエアの償却を中心に減価償却費が前期に比べ81 百万円増加し1億63 百万円になるなど、費用が大幅に増加しましたが、営業利益は3億1百万円(前期比5.0%減)、経常利益は3億円(前期比0.5%減)と、ほぼ前期並みの利益となりました」ということだ。「研究開発費の増加は、医療関連情報サービスで取り扱うレセプト件数の増加への対応と保健事業支援システムの機能強化、医療関連情報システムの保険薬局向けシステムのチェーン店対応、レセプトチェックシステムのDPC対応の開発など」ということだ。レセプトの増加への対応というのは良いこととしてもその他のものに対する評価は難しい。バフェットは研究開発をしなければ製品を売り続けることができない企業には投資しないということだ。バフェットの財務諸表を読む力
で説明されている。一方バフェットの師匠であるフィッシャーの「超」成長株投資
には研究開発費を十分つぎ込み長期的成長に重点を置いている企業をよいとする。どちらも正論で納得のいく話がされている。ここで重要なことは研究開発で出来上がった製品が実際に売れるのかということにある。これをどう見るかによって投資に値するか否かの判断の分かれ目になる。わからないのであれば手を出さないほうがいい。またピーターリンチによると、業績が上向いてからでも遅くはないということだ。会社四季報のEPS予想には10/3 \46.5 11/3 \52.0 12/3 \106.8とある。2期先で一気に2倍と急激に利益が伸びる予想だがもし本当にそうなるのであれば、減益した今は絶好の買い場が来ていることになる。
一方Sharesをみると売上債権が多いとある。同業他社と比較しないと正確な判断はできないかもしれないが、この会社の資産の内半分くらいは売掛債権になっている。売上債権は後で回収しなければいけないもので、回収できない場合は損失を計上しなければならない。また粉飾決算をしたFOIの件を覚えているだろうか。粉飾決算が騒がれる以前からFOIの決算を見ていた人が売上債権の多さに怪しいと思ったという話を聞いたことがある。いずれにせよ売上債権が多すぎるのは不安だ。おそらく今の株価の下落はこのあたりも影響しているに違いない。
ただ第一四半期決算によると8億あった売掛債権のうち3億減って5億になったようだ。売上債権の内訳がどうなってるのかよくわからないが、主な販売先はNTTDataとCOSMOSYSTEMSとある。このうちCOSMOSYSTEMSを子会社化した。売上債権を回収したようなものか。資本金3000万の会社で影響は小さそうに見える。
もう少し売上債権減ってもらわないと買いにくい。第二四半期決算は11/2かIRに注目。
大量保有報告書によると社長がいいタイミングで売っている。ただ長期的にはあまり心配する額ではないだろう。 Yahoo掲示板を見てると社長が立会外分売をしたようだ。分売は割り高だから売りに出してます。逆に安ければ買います。その他フィデリティ投信が買っている。この投信は他に注目しているセリアとトリドールも買っていた。セリアについては非常にいいタイミングで買っていた。トリドールについてはここと同じで現在含み損中。
医療にかかわりのある企業をいくつかみてきたが、医療業界は今苦しい。おそらく将来にわたってもあまり変わらないのではないか。費用負担者である政府の負担は膨らみ続けているのでギリギリの範囲まで負担を減らすに違いない。ただこの会社の事業はジェネリック医薬品の支援なので、売上的には追い風になり上昇傾向にある。ジェネリック医薬品通知サービスジェネリック医薬品
またこの株価は1月で株価が上下に100%動くなどボラティリティが非常に高い。ポートフォリオに組み込む際には自分が耐えられる範囲で組み込もう。
IR
IRカレンダー 11/2に第二四半期決算があるのかな?
(2010/9/17)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいた予想EPS成長率から想定PERを7倍とした場合の配当を含めた株価1280円からのリターンは3年後94.4%・5年後109.0%・10年後146.9%。ただしROA7ROE17とまぁまぁ。
(2010/9/17)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを22倍とした場合の配当を含めた株価4335円からのリターンは3年後120.2%・5年後288.3%・10年後1473.7%。ただしROA9ROE22とまぁまぁ。
(2010/10/8)不況で塾にも通わせられない……教育市場が急縮小
009年度の教育産業市場※は前年度比6.0%減.。2009年前半の新型インフルエンザや、2008年秋のリーマンショックなどが影響。学習塾・予備校市場が前年度比2.6%減の9000億円。景気動向に左右されにくいとされる分野ではあるが、同研究所では「受験学年でない生徒層(小学校低中学年、中学校1年生、高校1年生など)の入塾時期が遅れる、または取りやめになるといった現象が大手学習塾で多々見られた。一部の個別指導塾、予備校では、通塾回数や講座取得数が絞られるといった現象が見られるとともに、生徒数確保のため、夏期・冬期講習のみならず、レギュラー講座までも値下げに踏み切る学習塾が続出し、客単価が全国的に下がった。
この業界は優秀な企業なのに株価が非常に安い銘柄が多い。少子化による人口減少により業界が縮小傾向にあるということからだと思われる。しかしピーターリンチは成長業界ではない地味な業界で優秀な企業を買うことを勧めている。こういった企業は誰も注目しないため割安に放置される。ピーターリンチはアナリストが分析しようとも思わない企業を購入する。レポートを頻繁に書かれるような企業は注目されていてすでに旨みが少ない。ヤフーやソフトバンクなどはその典型例でしょう。株価が上昇するには機関投資家に購入してもらわなければならない。そのため機関の保有比率が低い銘柄がよい。この業界に属する優れた企業は2196エスクリ 2418ベストブライダルである。 エスクリについてはここでは述べない。 記載している
(2010/9/17)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを15倍とした場合の配当を含めた株価45500円からのリターンは3年後102.3%・5年後202.1%・10年後710.2%。ただしROA10ROE17とまぁまぁ。
(2010/9/17)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを13倍とした場合の配当を含めた株価89700円からのリターンは3年後120.1%・5年後148.2%・10年後223.9%。ただしROA11ROE24とまぁまぁ。
この株は「成長株」で検索して見つけた成長株で億万長者というブログで見つけたものです。彼の銘柄を見たんですが、どうやら過去に長期にわたって実績の高い優良企業のうち、この不景気で業績が赤字に転落した、比較的株価が動かなくなってる割安優良企業を対象にしているようです。××業界で1位のシェアとかそういうところが多いです。ただそれらの業績が回復するときに手放すというわけでもなく、ある程度上がった時点で売っているようです。(成長株投資といえるのでしょうか?)。ただ確実に利益を積み上げているようですし、バリュー投資歴は彼のほうが長いです。この株はその中で私にとっても投資候補に挙がった銘柄です。
(2010/9/20追記)
会社の予想では今期EPS成長率は14%来期は4%。2006年からの実績EPS成長率の平均は4%。つまり成長力が低い。Sharesをみていただければわかりやすい。売り上げは微増状態で、利益はほぼ横ばいで推移している。昨今が不景気であることは考慮しておきたいが、無論不景気でも最高益を更新できるところのほうがよい。非常に高いROAROEで推移しており事業は安定している。その利益を再投資に回さず株主に配当しているので今現在で配当利回りは約6%前後と高い。
想定PERを過去の推移から13倍とした。これだけ高いROAを長い期間安定して叩きだし、配当利回りが6%なので私がよく検討した銘柄の中では下値不安が一番少ない。現在のPERは6倍台なので、前述したリターンを得るにはPER13倍と市場マインドが好転するかにかかってくる。
大量保有報告書を見ると、不思議な動きをしているように見えるが、EDINETによると4/26に市場外で98000円で自己株買いその後消却したことが報告されている。
(2010/9/17)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを14倍とした場合の配当を含めた株価1238円からのリターンは3年後203.7%・5年後266.0%・10年後471.5%。ただしROA12ROE20とまぁまぁ。
こちらも上記と同じく「成長株で億万長者」というブログで見つけたものです。今のところこの2つのみです。
(2010/19追記)四季報予想ではEPS成長はマイナス会社予想はプラス。いずれにせよほぼ横ばい。これまでの実績からすると勢いがかなり劣る。おそらく不景気の影響がもろにでているのでは。事業内容は棚卸のお手伝い。不景気なれば手のあいた自社の社員に棚卸をさせたほうが外注費を削りつつ、社員の雇用を維持できるからだろう。景気が回復すれば以前のように高成長を遂げられるのか。株価は好業績をすぐには反映しないので会社の発表する来期予想等の動向に注意しておこう。PERが過去の水準と比べて6倍以下と非常に低いため、将来の予想が変われば株価は上昇の余地が大きそうだ
Shares
ICタグに仕事が取られるのではないかというのが話題になっているが、今のところ普及のめどが立っていない。私はあまり心配していない。
なにか2chで訴訟が話題になっているようだが、会社に与える影響はほとんどないだろう
(2010/9/17)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを9倍とした場合の配当を含めた株価2470円からのリターンは3年後54.9%・5年後102.4%・10年後269.8%。ただしROA15ROE32と非常に高い。
不思議なのはこの高収益企業のPERが10倍前後と2年前に上場したばかりだが、低いことだ。普通上場直後は高いPERが付く。一応想定PERを9倍としたが、業績からいって将来20倍を付けても全くおかしくはない。そうなった場合想定リターンは2倍増えることになる。
業界動向SERARCH.COM
介護業界は成長を続けている。老人が増えているからだ。さぞ好業績なのだろうと思われるかもしれないが、ごく一部を除いてほとんどが低ROEROAだ。3とか2とか1とか。業界で売り上げトップのニチイ学館から順次すべて見ていき、気になったのはセントケア。やまねは高ROEランキングから見つけてきた。介護業界の企業は自己資本比率が低いです。また来期以降好業績を予想する企業がいくつかある。株価は将来の収益を考えると非常に低いと思います。ただ「介護業界」で検索していろいろ見ていくと・・。
年齢別人口分布
第一次ベビーブームの方が介護を受ける年齢に達します。
それにしても恐ろしいのは10歳のあたりで第3次ベビーブームというのがあってしかるべきところが全くない。それどころか減ってる。本当にひどい世の中になったなぁ。
これから介護業界の利益が伸びれば、業界が相場のテーマになるかもしれませんね。
やまねの想定PERは20倍セントケアは17倍としましたが、40倍とかいく可能性もあります。
3期以降の予想EPS成長率は2期以内の会社もしくは四季報がだした予想EPS成長率を平均した値を用いてます。
国が費用を負担しているから、生かさず殺さず状態なのでしょうか?一人当たりの負担が変わらなければ、利益は伸びるはず。結局は公的機関の動向次第か。公益事業みたいなものでしょうね。おそらく生かさず殺さずを続けるでしょう。もし投資するならやまねは可能性がありますが、業界の厳しさからいって今後も不正の可能性が考えられます。
老人介護業界の今後
介護業界で“男の寿退社”が相次ぐワケ
介護業界の現状
介護業界が暴発寸前?
介護業界の給与相場
介護業界でも月額40万円の給料は払える
バフェット本によれば、給料の水準が(同業他社と比べて?)低いところは良いことではありません。もちろん経費は低いほうがいいのですが、従業員費を削らなければ業績を出せないということですから。
(2010/9/18)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを20倍とした場合の配当を含めた株価32250円からのリターンは3年後338.8%・5年後565.3%・10年後1760.5%。ROA12ROE24と高い。
この会社は2009/6/10に実際にはいない従業員を勤務しているかのように記載した不正な申請書を提出したことを理由に東京都から新規利用者の受け入れ停止処分を受けた。会社は当該処分の取消し請求をしたが、請求を棄却する判決が下されました。会社側は不服なようだが、2ch等での従業員の話によると普段から人を減らすなど不正をしているように見える。この影響か株価は非常に割安。会社は自社株買いを頻繁に行っている。ただし額が小さく回数が多いといった状況。今後不正を犯さないのなら高いROAとROEからみても非常に投資のチャンスが高いと思う。介護保険は公的機関が負担しているわけだから逆らってはいけないとおもう。ここは不正をしなければ高い収益率を維持できないダメな事業なのでしょうか?新規利用者の受け入れ停止になるようなことを今後しないのであれば買える。
(2010/9/22追記)デイサービスに特化。要介護認定者数に対して施設数が少ない東京都、神奈川県に集中。やまねメディカルは介護業界の中では小さい企業なので集中戦略が正しい。介護業界の企業の中で断トツのROAROEの高さ。「4月の介護保険法改正に伴い、第1四半期の1人当たり売上や利用者数が低迷」ということ。介護業界は今後利用者は増えるが国が負担額を抑えてくることが予想される。従業員の年収333万・勤続2.6年は良いことではない。今期は施設の稼働率が80%で稼働率が回復後新規出店とのこと。稼働率は回復してきており将来に期待は持てる。33570円で自社株買いをしている。
(2010/9/18)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを17倍とした場合の配当を含めた株価53500円からのリターンは3年後796.6%・5年後4911.8%・10年後373898.8%。ただしROA3ROE2と恐ろしく低い。
だが今年、急激に利益を生み出している。ROEは16.8倍、ROA5.1倍である。また来期以降も利益の2ケタ成長を予想している。
何が起こった?これを調べて4年後5年後も利益が伸びると確信できるならこれは1番の買いです。今の株価はこれからの利益成長の度合いからいって織り込めていません。先にあげたように5年後の株価リターンあり得ない数字が出てます。ちなみにこれを見つけた時点で株価は47000円台だったのですが、8月初旬の水準にまで戻りました。ちなみに業界は全く関係ないですけどシナジーマーケティングも同様の動きですね。
33570円で自社株買い
(2010/9/18)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを14倍とした場合の配当を含めた株価435円からのリターンは3年後453.8%・5年後2415.9%・10年後112323.8%。ただしROA4と低い。ROE20。介護業界3位
3期以降のEPS成長率を114%とあり得ない数字にしているので非常に高くなりました。直近のEPS成長率の平均がその程度なのですが、そんなに長い間EPSが急成長するとは考えにくいです。なぜ急激に収益が改善するのでしょうか?調べる必要はあります。
(2010/9/1)四季報もしくは会社予想に基づいたEPS成長率は来期22% 2期先33% 3期以降をこれまでの実績から22%とし、想定PERを18倍とした場合の配当を含めた株価53500円からのリターンは3年後126.2%。5年後236.1% 10年後797.3%。ROA14・ROE28。FX用ディーリングシステム業界でナンバーワンの開発屋。
(2010/09/12追記)10 年間の概括1の通りROAが平均で14とかなり高い上に安定。ROEも平均28と非常に高くかつ右肩上がりで安定しており、長年にわたる実績は抜群。このような企業はそう多くはない。BPSはこの10年間でこれまでの事業の利益の積み上げにより約7倍にまで増やした。また将来の株価の計算に当たり必要な想定PERを18倍とした。今日の株価はPER13倍台であるが、これほどの優秀企業が13倍であり続けることは考えにくい。想定PER18倍でも過去の例から見て割安の位置であり、景況感が変われば再び20倍越えのほうがむしろ自然。18倍としたのは安全余裕度の確保のためでる。
(2010/10/28)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを30倍とした場合の配当を含めた株価35000円からのリターンは3年後42.8%・5年後110.9%・10年後454.6%。ただしROA23%ROE15%と会社は優秀。
本日グーグル参入で大幅に株価下落したということで追加しました。高ROA企業なので当然チェックはしていましたが、ちょうどそのときは株価が4万円でした。さらに高くなり5万円には成りましたが、この企業も月足などで見ればわかりますが上昇トレンドで、所詮そのような理由や、BtoC企業ということもあり、人気があったのでしょう。上記のとおり株価が高すぎるため、将来のリターンは低いです。しかもPERは30倍と高めに見積もった上での話です。EPS成長率は今期予想32%で、来期以降を過去の実績と予想の平均を取って21%としました。非常に優秀な企業です。だからこそこの銘柄も大資本の新規参入のリスクが高いのです。カカクコムの真価・競争優位性が問われるのはこれからといったところなのでしょうか。
googleショッピング
というのは初めて見たのですが、なかなかいいですね。レビューがないとかいろいろ言われているようですが、そのようなものはこれからいくらでも付けられるでしょう。まだ「beta」なわけですし。
マイコミジャーナルを見てみるとレビューも出ている様子。
カカクコムは企業になる前、個人サイトとして運営されていた時代があったと記憶しているのですが、あの当時は頻繁に私も利用していました。自作PC用のパーツの価格をチェックするのが主でした。当時は私もこういうサイトが好きなので自分で立ち上げようかとも考えていた記憶があります。それが会社を立ち上げ、上場まで果たし、ここまで株価を上げてきたのですから、大したものです。行動力の大事さとういうものを痛切に感じます。
最近はある製品の相場を調べるのに価格.comを使うことはなく、「kakaku」や「かかく」でグーグル検索することもありますが、 普通はグーグルで製品名を検索します。その結果、価格.comが引っかかることもあるのですが、似たような他サイトも増え、それらを見ることが多くなっていました。今後はグーグルショッピングが優先的に表示されるのではないでしょうか??
3年後の投資リターンが100%に満たないもの。
小売業の持つマーケット調査能力と製造から流通までを1社で管理することでコストダウンを図りつつ、PB(プライベートブランド)商品で人気商品を独占販売し、他社との差別化を図ることで利益を上げてきました。プライベートブランドwiki。製造小売業 SPA Wiki。元はアメリカの企業GAPが始まりです。ユニクロはそれを参考にして急成長しました。GAPはアメリカのほか、日本、カナダ、ヨーロッパですがユニクロは中国・韓国なので日本以外では直接競合はしないようです。
(2010/10/13)猛暑の影響で秋物が売れず、各社減益を発表しています。
株式会社ユニクロ UNIQLO wikiは100%子会社
PER EPS 株価10年チャート
(2010/10/13)MSNの10年よりROA平均11.2%。ROE平均18.2%ぐらいで優秀な部類。2007年2002年の各8月以降は絶好の押し目買いチャンスであった。
ROAが10%を、ROEが17.65%を下回った年が買い時でした。企業の業績に悪い見通しが立つと株価は下がります。しかし長期的かつ持続的な成長力を有している企業と見るのであればそれは買いのチャンスになります。PBRは3倍割れ、PERは過去7年の平均23.6%を下回った水準を見ておきましょう。
10年財務諸表 損益計算書 貸借対照表より、発行済み株式数が増えていましたが最近減っています。
「EPS成1」とは2010/8期のEPSの1期前のEPSとの複利ベースでの年平均成長率という意味です。期間が長いほど特殊要因に影響されないこの企業の長期的な本来の力を表していることになりますが、直近の企業変化を反映していないことにもなります。「EPS成8」の10%をこの企業の長期的なEPS年平均成長率と見てよいと思います。
2010年8月期 決算サマリーで今期決算は従来予想より下回りました。会社の従来予想では675億円でした。東洋経済四季報も同じ額ですが616億になったので約9%減益です。来期は今期比で17%の減益予想で510億円です。東洋経済四季報予想では655億円でしたので約32%の減益です。原因は「8月の猛暑による秋物の立ち上がりの遅れ、また、ユニクロが従来から強みとしているコア商品の在庫不足」としています。海外ユニクロ事業 やグローバルブランド事業 では営業利益が伸びています。海外の規模が国内に比べて大きくなると、今後の会社業績の成長に期待が持てます。ですが円高の影響を受けやすくなるのではないでしょうか?また配当は230円から170円になりました。東洋経済の会社四季報では230円予想でしたがサプライズですね。
平成22年8月期 決算短信を元に、来期予想EPSは501.1円。現在の株価11180円ではPERは22.3倍です。これは過去の水準から安いほうだと言えます。PBRは4.0倍で高い水準と言えます。なぜこうなったのでしょうか?ROEが高くなったと推測できます。計算するとROEは17.9%予想になりました。2007年2003年のROEはそれぞれ13.2倍%、14.9%ですのでPBRが高くPERが低いのは納得できました。2005年と2006年のROEはそれぞれ、18.6倍と17.7倍で来期予想と近い水準です。その際のPERは20.7倍と24.6倍でした。したがってPERが20倍を割れてくるようでしたら少しずつ買った方がよいと思われます。株価にして、10000円割れ水準です。
ここまでの分析はまだ簡単なものです。私が実際に購入を決定するにはまだ調査します。一万円を割れてきたらまた調査します。
大量保有報告書では会社役員に目立った動きは無いようです。
Shares
役員報酬ランキング
(2010/9/18)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを倍とした場合の配当を含めた株価4225円からのリターンは3年後64.9%・5年後83.4%・10年後134.6%。ただしROA17ROE29と非常に高い。
高収益だが平均EPSが4%と低い。配当もそれほど高くないようだが、内部保留した利益を再投資し、ROAを高く維持できるならばEPS成長率は高くなるはずだがなっていない。今後ROAが落ちるという予想なのだろうか?競争激化?それとも予想が控えめ過ぎるのだろうか?
(2010/10/3)業績予想の修正2010/9/30に基づいた今期のEPS成長率は-18%。過去の5年間のEPS成長率と今期予想の平均は8%なのでこれを元に、想定PERを15倍とした場合の配当を含めた株価3090円からのリターンは3年後92.9%・5年後130.8%・10年後249.4%。
損益・貸借の推移Shares
損益・貸借の10 年間の概括 発行済み株式数は2005年をピークに減少。長期債務は少なく財務は健全。
10 年間の概括 ROA ROEは高く比較的安定しており、何らかの持続的競争力を持っている可能性がある。
大量保有報告書 8/11にポイントが大量に売ってますね。フィデリティ投信もポイントも2008年は買っていたのに2009年になってから売ってます。福田三千男さんは売ってますが、わずかな量ですので気にする必要はないと思います。
過去のEPS成長率は25% 11% 10% 19 %と2ケタ成長を続けており優秀。若干の粗利益率の改善、SGA費の改善がみられるが売り上げの成長率が鈍化し続けている。不景気によるものなのか別の構造的な理由によるものか調査が必要。たとえばライバル会社の売上状況の確認など。
今回の減益要因は、個人消費の低迷・猛暑の長期化による秋物販売の低迷と説明されている。
一時的な要因で収益が低下した場合には優良企業を買う絶好の機会になる。
前期がひと株当たり391円の利益だったので-18%もの大幅な減益。またこれまで順調に成長を続けていた銘柄がいったん成長を止めるとかなり売られる傾向がある。株価は先を織り込むため、成長率がマイナス続きの企業はPERが低めになり逆の場合は高めになる。一時的とは言え市場は神経質なのでかなり売られる。シンプレクステクノロジーも2009年のマイナス成長で上場来安値付近まで下落したが結局はそこがベストの買いタイミングだった。
EPS320円を元にしたPER9倍は2880円 PER8倍は2560円 PER7倍は2240円 PER6倍は1920円。1920円になるならいつでも買ってみたい。状況に応じてもっと高くても買う可能性がある。買うタイミングとしては市場が悪化する12月ごろまで待つか、2011/2の決算発表直後の内容がよいのを確認してから高値を追ってでも買っていくのがよいと思います。
ただし実際に買うに当たっては構造的な要因による競争力低下が原因でないか、ファーストリテイリング等の競合他社、業界の分析などもっと慎重に検討します。
(2010/10/05)自己株式取得を発表しました。570,000 株(上限)ということです。あくまで上限なので実際にどの程度行われるか、その金額と量をじっくり見定めてから購入を検討したいと思います。ちなみに大量保有報告書にある通り、8/11にはこの約2.6倍に当たる1,586,923 - 67,884 = 1519039株の売却が発表されています。この会社は現金が非常に多いのでおそらく使い道なく預金として眠っているのでしょう。今後自社株買いに充ててくると思います。個人的には自社株買いがいつ行われるのか気になっていましたがこうも早く発表してくるとは思いませんでした。株主への気遣いなのでしょうか?しかし8/11には金庫株のほとんどを売り払っていましたし会社の利益を最優先にしている行動でしょう。やはりピーターリンチも言っていますし、バフェットもコカ・コーラ購入の際のエピソードでもありましたが、インサイダーの売買動向は非常に重要ですね。自社株買いをしているか、売っているか、それだけで売買の判断をして分散投資さえすればそれだけでも利益は上げられそうです。もっとも情報を知りえる立場にあるところが、これから先はよくなるもしくは悪くなると判断しているわけですから。ただ利益を最大化するならばそれ以外にもたくさん考慮するべきでしょう。現金のない会社なら自社株買いをしたくてもできないし、ROAが20%の事業を行っていた場合とROAが5%の事業の場合PER10倍と同じ株価水準でも、前者は手持ち資金を事業拡大につぎ込んだほうがよいし、後者は自社株買いをしたほうがよいことになる。しかし投資家としては自社株買いをしていない前者に投資するほうが当然良い。またROAが高くともこのポイントのように事業拡大のための資金をあまり必要としていない状況になると当然自社株買いに回してくるでしょう。あるいは他の優れた事業を買収するか投資をするといった選択もあります。
(2010/10/11)ご覧になっている方の指摘がありました。2010/7/20発表の自己株式の消却に関するお知らせにて8/11日分の保有減は消却によるものだったことがわかりました。リンクを張っているサイト大量保有報告書では処分の方法が記載されていないのでとんだ勘違いをしておりました。いくつか企業を見ているとたまにおかしいと思うことがあるのですが、このような勘違いによるものだったかもしれません。大量保有報告書は法律により金融庁に提出し公表することになっていますので正式にはEDINETで調べるか会社HPで調べましょう。私もよく利用していたのですが、先のサイトが簡単にチェックするのに便利だったのでついきちんとした確認を怠ってしまいました。申し訳ありません。
(2010/9)四季報もしくは会社予想に基づいたEPS成長率は来期8% 2期先6% 3期以降をこれまでの実績から17%とし、想定PERを20.4倍とした場合の配当を含めた株価30700円からのリターンは3年後30.4%・5年後79.4%・10年後292.3%。ROE28 ROA22と高いが、これがいつまで続くのか。会社予想によると高EPS成長率は来期以降維持できていない。ヤフーを上場時から持っている人はがっかりなことになっている。
(2010/9)四季報もしくは会社予想に基づいたEPS成長率は来期107% 2期先2% 3期以降をこれまでの実績から20%とし、想定PERを20倍とした場合の配当を含めた株価2534円からのリターンは3年後-21.3%・5年後14.0%・10年後181.4%。ROE33 ROA20と高いが、これがいつまで続くのか。会社予想によると高EPS成長率は2期以降維持できていない。
需給悪化懸念続くDeNAに、国内証券が「買い場」を指摘 2010/10/19 いちよし経済研究所ではレーティング「A」を継続しフェアバリュー(目標株価)を3670円から4000円に引き上げた。「中長期的にはソーシャルゲームはスマートフォンやスレート端末だけでなく、インターネット対応テレビへの需要が拡大する」とみている。その上で、来期 2012年3月期の営業利益を従来予想の620億円から675億5000万円(今期会社計画比27.9%増)を予想している。
(2010/9/18)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを30倍とした場合の配当を含めた株価4480円からのリターンは3年後-16.8%・5年後17.5%・10年後177.5%。ただしROA17ROE20と高い。
週足でみると上昇トレンドを続けており、トレンドフォローの方が買っていそうだが。この企業は確かに非常に優秀。だが来期予想ベースのPERで50倍,PBRは13倍台だ。確かに好業績銘柄で100倍とか昔はあった。だがどんな企業も時間がたてば必ずそれなりのPERに落ち着く。3年間所有を目的にしているので、3年後のPERがいくらになるかを考えた結果30倍になるのではないかと思った。この場合投資リターンはマイナスになった。長期で持つ人がいるかどうかはわからないが、いつまでPER50倍を維持できると思うのだろうか。
(2010/9/18)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを30倍とした場合の配当を含めた株価378500円からのリターンは3年後14%・5年後28.5%・10年後189.5%。ただしROA15ROE23と高い。医療情報支援事業
長期保有をしても大きなリターンは望めない。ただし下値不安が小さく、何らかの形で割安が是正されたら売り。
(2010/9/18)四季報もしくは会社予想に基づいたEPS成長率は来期61% 2期先-9% 3期以降をこれまでの実績から7%とし、想定PERを24倍とした場合の配当を含めた株価148000円からのリターンは3年後77.8%・5年後108.8%・10年後202.8%。ROA12ROE16。過去実績EPS平均成長率は7%と低い
(2010/9/18)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを15倍とした場合の配当を含めた株価781円からのリターンは3年後76.9%・5年後81.5%・10年後93.0%。ただしROA8ROE18とまぁまぁ。しかし実績と予想のEPS成長率の平均は0%であり長期投資に向かない。ただPERが過去の例に比べて安い。ROEは10年前から下がり続けている。ROAは不景気を考慮すれば減ってはおらず。
高収益企業だがすでに成熟期にあるためか、成長力が低くその代わり配当へキャッシュを回している企業。長期で保有し高いリターンを得るには利益を再投資し企業価値を複利の力で高めてくれる成長力がほしいので除外しました。
(2010/9/18)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率から想定PERを23倍とした場合の配当を含めた株価4490円からのリターンは3年後6.3%・5年後16.6%・10年後101.5%。ただしROA17ROE26と非常に高い。
オラクルはデーターベースで圧倒的シェアを誇りこの会社は非常に強力な事業を持っている。データベースはITの根幹部分であり、すたれることはない。ただ事業を拡大させるための再投資をあまり必要としないため高配当として株主に還元している。月足チャートを見ればわかるが、株価は大きく動かない。株価が下がってあわててしまうような人にはお勧めだ。
今現在非常に空売りが多く逆日歩がついている。
(2010/9/12)2004年出版の書籍「[最新版] IT・ネット業界地図 (「会社四季報」図解シリーズ)」にはeコマースはヤフーと楽天の2強とかかれ(ヤフーが圧倒的とも書かれていたが)、何かとソフトバンクとも比較される。しかもこの企業の成長力がヤフーと同じ「B」というランクを付けられていたので調べてみた。成長力とは売上の成長のことを述べているのだろうか?確かに2010年の今、楽天も売り上げは伸ばしているし、たびたびニュースにもなる。だがヤフーは赤字など出さない。たびたび赤字を出す企業は持続的競争力がない証拠でバフェットは好まない。こちらをご覧の通り、ここ10年間の一株利益はトータルでマイナスであり全く株主に報いていない。また発行済み株式数は増え続けている。バフェットは減っているものを好む。増資をして資金を集めることによって売り上げ規模を拡大させているにすぎない。当然利益余剰金はマイナスになっている。つまり設立以来トータルでは利益を生み出しておらず、株主に対して一切報いてはいない。自己資本比率は11%と低く、有利子負債の額も純利益の7倍超とバフェット基準の5倍までを多少ではるものの超えている。2005/12期より黒字化を果たしているもののROAは0.2から3.2と非常に低い位置(それも2008/12期の特別損失分を省いたうえでの数字)。ソフトバンクも確かに赤字続きだがここ数年は追加の投資をやめ、利益が出るようになったが、楽天がこの先どうなるのかあるいはどうするつもりなのか?いずれにしても一部の投資家を除けば普通、ある程度の期間において利益を出し続けた実績がなければ投資対象にはしない。楽天の株価は高いと思うのだが一体なぜ高いのだろうか?ヤフーも高いから同じ業種の楽天も高くあるべきつまり同じPER・PBRであるべきということなのだろうか?。売り上げも利益も伸ばしている「成長企業」だからということなのだろうか?この企業は少なくとも今のところ、配当を出しているが、配当は事業からの利益の分配というよりは、新たに募った資金から振り分けていることになる。よくわからないのが、ここによると2006/12期にBPSが2倍以上に増えている。公募増資を行ったので資本が増えたようだが、なぜBPSも増えているのか?株式を10分割もしているようなのでもしかしたらこのサイトの表示がおかしいだけなのかもしれないが・・。発行価格を額面よりも非常に高くしてクリムゾングループが引き受けたとか?調べるのはめんどくさいし、投資対象にはなりえないのでここまでにします。