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3859 シナジーマーケティング synergy marketingの株価予測

IFIS株予報

(2010/9/17)四季報もしくは会社予想におよび過去の実績に基づいたEPS成長率は来期11% 2期先33% 3期先以降をこれまでの実績と今期・来期の予測値の平均を取って35%とし、想定PERを13倍とした場合の配当を含めた株価615円からのリターンは3年後133.1%・5年後324.1%・10年後1785.6%。過去9年の平均ROAは17と高い。これは事業の安定に期待ができる。ただし高収益は新規参入の恐れにさらされる。だが事業内容を考えると、参入障壁は高い。過去9年の平均はROE20は合格レベル。
10 年間の概括1からPER13倍の根拠とした。しかしIT関連はもっとPERが上がってもおかしくはない。この差を安全域とする。
事業内容はASPによるECショップなどのビジネス支援。ただ今年からASP事業をクラウドサービス事業。エージェント事業へ名称変更。要するにネットで物を売りたい会社のためにシステム開発屋が支援をするというものHP作ったり、顧客データを管理したり、メール送ったりする。ネットショップは売上伸ばしてます。
自社株買いを530円台で2009年に数回実施。
大量保有報告書 会社IR 大株主は1位社長と2位副社長3位は楽天
shares
財務は非常に健全。自己資本比率が高い。利益余剰金が多く、実績は抜群。
フリーキャッシュフローは08年よりマイナス。主に自社によるソフトウェア開発の費用だ。設備投資はサーバーなどの有形固定資産。事業拡大のための積極的投資
経営戦略 CRMシステムとは シナジー!←運営サイト。要するに顧客のニーズを収集し、ニーズに合った販売促進を支援するシステム。楽天のメールを送ってきてるのはここのシステムか・・・ セールスフォース・ドットコム←ここが世界最大のライバル?だけど今さら楽天がこっちに乗り換えるとかないでしょう。競争の戦略 によれば、乗り換えコストが高いのは有利である。大量の顧客情報を他社のシステムに移すのは不可能では?インターフェースも変われば社員が新たに操作を覚えるのも苦労するだろう。
セールスフォースの社長はあの強力な会社オラクルの元幹部ですか・・。2008年にS&P500の仲間入りとはすごい。 日本でもかなりの実績を持っているようです・・。うーん。もっと営業をしっかりやって先に取らないともったいないですね。一度採用されると簡単には乗り換えられはしないはず。顧客が大規模であるならなおさらです。またこの事業は規模の経済が有効なはず。システム開発に同じ金額を賭けた場合、顧客一人あたりの負担する開発コストは顧客が多いほど低く済むはず。いかに魅力的なシステムを開発し、売り込むかが重要か。特に大口はしっかり押さえたい。この会社はそれを達成してきた会社でありそれが、安定したROAの高さに反映されている。



上記画像におけるEPS成9というのは9年前のEPSと現在のEPSから複利ベースの年平均成長率を求めたものである。またPER列の平9というのは直近9年間における平均PERを表す。

(2010/10/5)シナジーマーケティングのHPにて米国セールスフォース・ドットコム・インクとの資本・業務提携および 第三者割当による新株式発行に関するお知らせを発表しました。セールスフォースドットコムのHPでもニュースリリースが発表されています。上記でも取り上げましたが、最大のライバルと見ていたセールスフォースがなんと出資をしてきました。まさかの資本業務提携です。1株につき585円です。発行後の株式数に対して、2.7%の比率です。完全に予想外でした。しかしこれによりさらなる業績の拡大が見込めます。ただ今回のストップ高というのは異常だとおもいます。短期の値幅取りでしょう。もともと出来高がすくなく、それゆえに注目が集まると一気に需給のバランスが崩れます。私はもともとそれも見越してこの株を買ってはいましたが売るつもりはありません。ここは将来性に対してもともと十分安いですし短期の値幅取りをするつもりはありません。セールスフォースが私の買値よりも高い値段で増資引き受けてくれているわけですし、これからの展開もますます興味深いものがあります。ちなみにこれまでの経験からするとこういう出来高の少ない株は一時的に盛り上がっても冷めるのも早いです。おそらく明日よりついてその後の株価はすぐに落ち着くのではないでしょうか?たかだか増資を第三者が引き受けただけにすぎません。別の企業であれば希薄化懸念とか何とかいって売られる材料になりうるわけです。そういう意味ではここが上がったのはもともと企業が高収益であること、将来性が高いこと、世界的優良企業で同業者が引き受け先になること、割安に放置されていることなどがプラスにはたいているものと思われます。業績に苦しんでいる株が延命のための増資を引き受けるのとはわけが違うのです。ただ今は売りが少なく買いが多いので自分も買いに来たというような人が多いんだろうと思います。そうじゃなくて、良い企業が安く売られていたということに始めて気付いた人たちがある程度いると株価も今より高い位置で維持されるのではないでしょうか?
セールスフォースドットコムは日本に相当力を入れてきています。以前グーグルが日本ヤフーと提携を発表しマイクロソフトが怒っていた経緯があった時にも言われていましたが日本のIT市場は非常に大きいといわれており、アマゾンなど米国のIT企業が日本にどんどん進出しています。セールスフォースのUSAサイトでSalesforce.com Announces Cloudforce 2010: Japan - “Welcome to Real-Cloud Success”とニュースリリースを発表し、 真のクラウドコンピューティングと題して、日本で社長自らが講演をしています。クラウドについては利益の実績は未知数です。そういう意味ではITバブルの再来になるかもしれませんが、それはそれで株価が上がるわけですから悪くはない。テーマとしていずれ祭り上げられることも想定の上でこの企業には投資しています。

(2010/10/11)2010/03/03の古い情報ですが、CRM市場動向に関する調査結果 2010をご覧ください。
CRM市場は拡大傾向。「CRM市場成長の理由は大きく分けて2つある」とあるところの2番目、「厳しい経営環境だからこそ、売上拡大につながるアプリケーションとして選択されているためである。ユーザ企業は、限られたIT予算を、実効性のある分野に配分したいと考えている。CRM導入の目的は、顧客情報管理のみならず、顧客との関係維持や営業効率向上などとなっており、企業経営に寄与する効果が期待されている」というところが重要だと思います。ウォーレン・バフェットは新聞のような広告業が大好きです。理由は企業が製品やサービスを売るには広告が欠かせないからとしています。ただ新聞はもう駄目だとも言っています。今はもうインターネットの時代ですね。インターネットでの広告市場は拡大中ですが、テレビや新聞はやはり苦しいようです。「2010年は、IT投資全体ではマイナス基調が続くものの、CRM市場は上述したような要因に支えられて成長を続け、184億円、前年度比5.9%増となる見通しである。中期的にみても堅調に伸び、2012年には207億円に達すると予測する。」シンプレクステクノロジーが売り上げを当初の目標に届かなかったのもこうした現状かあったからかもしれません。
(2010/10/15)代表取締役社長 谷井 等 インタビュー

(2010/10/17)Cloudforce 2010 Japan: 基調講演(結) セールスフォース・ドットコム
「Cloudforce 2010 Japan 基調講演 (2010年10月5日)。企業向けクラウド・サービス専業企業としてトップを走るセ­ールスフォース・ドットコムのプライベートカンファレンス。世界で82,400社、日­本でも、多数の官公庁・地方自治体から、中小企業、個人事業主まで、数千社のお客様と­共に成長してきた実例に基づく投資対効果とクラウドコンピュータの未来を、CEO マークベニオフ氏がパートナーとともに語ります。」とのことです。谷井 等さんが出演しています。

(2010/10/24)いろいろニュース等へのリンクを貼っておきます。提携による新サービスの提供は2011年の上期ですので今期の決算と同時に発表されるであろう、来期の予想数値に期待がもたれるのではいでしょうか?それまでの間じっくり株価の推移を見守りたいと思います。 第三者割当による新株式発行の払込完了に関するお知らせ2010/10/22
クラウド型ケータイ集客支援サービス「チョイモビ」にクチコミ機能搭載。Twitterでお店のクチコミをつぶやいてもらおう!2010/10/22
ベニオフ、オラクルを名指しで非難--「偽物のクラウドに気をつけろ」
シナジーマーケティング、ケータイ集客支援サービス「チョイモビ」に「スタートアップかんたんナビ」を搭載2010/10/14
セールスフォースとシナジーマーケティング、クラウドサービス開発で業務・資本提携2010/10/05
LEAD on force.com デモ画面
Force.comを触ってみる
シナジーマーケティングと若菜企画、クラウド型ケータイ集客支援サービス「チョイモビ」の拡販で提携2010/09/27
ホットストック:シナジーM<3859.OJ>買い気配、米セールスフォースに割当増資へ
2011年2月、同じくセールスフォース・ドットコムを割当先とする新株式を発行することで両社は合意した。割当株数は増資後の発行済み株式総数に対し7%を超えない範囲で行う。とのことです。 【テーマ買いで浮かぶ好業績株】シナジーマーケはクラウド関連で見直し迫る2010/09/27
シナジーマーケティング 代表取締役 谷井等、マーケティングとITテクノロジーに特化した世界最大級の国際会議 ad:tech tokyo に登壇2010年10月28日(木) 17:40〜18:30 「Eメールソリューション最新潮流」
5分で絶対に分かるCRM 私が思うのは出来合いのシステムよりも企業がほしい機能を持ったシステムを提供していったほうがよいのではないかと。出来合いのシステムは安く広く提供できるが、結局広く企業が採用するということは企業間の差別化ができないということになる。もちろんCRMを採用していないところとの差はできるだろうが。採用がひろまれば広まるほど、導入効果が薄れると私は考える。導入しても効果がないのは周りも同じことをしているからという面も考えられるでしょう。
セールスフォースCEO、「次世代クラウドで日本は有利」 2010/05/11
セールスフォースの財務分析 財務諸表10年間の推移1 発行済み株式数が増えている。ただEPSは成長している。
財務諸表10年間の推移2ROAおよびROEが低すぎる。PERおよびPBRは高すぎる
結論はセールスフォースはバフェット銘柄ではありません。

(2010/11/02)集合知を顧客動向分析に生かすツール、シナジーマーケが2011年秋に提供開始
「自社だけでなく競合他社や異なる業界のマーケティングデータを横断的に分析することで、自社の知識や経験だけでは実現できない顧客動向分析を実現しようというコンセプトでシナジーマーケティングが開発中のツールが、顧客分析SaaS「iNSIGHTBOX」だ」
 前回私が指摘した方向へ向かっています。シナジーマーケティングの囲いの中に入るものはメリットを受けるがそれ以外は排除される。これ自体はシナジーマーケティングにとってプラスだが、問題は情報を提供する側に立たされるような企業、顧客情報を多く持つ企業にとってはデメリットになるのではないか?

次回IRカレンダー
11/5日(金) 平成22年12月期第3四半期決算 発表

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